家づくりにかかる諸経費について 2/3

今回は、火災保険・地震保険について説明します。

火災保険については、損害保険会社によって違いが多くあります。
そのため、一般的な火災保険を選ぶ知識についてお伝えします。
火災保険は、建物のみか家財も入るかによって価格が異なります。
家財とは、テレビやソファなどのことで、家財まで補償に入れると保険料はもちろん高くなります。

そして次に、補償範囲によって支払う費用が違ってきます。
名前の通り、火災保険は火災による被害に対応していますが、ここ最近では水害による被害が多くなっているため、水害に対応させると費用が上がっています。

火災保険の価格は建物の構造によっても異なります。
建物の構造は、木造住宅の場合、「耐火(T構造)」と「非耐火(H構造)」の2つに分類されます。なんと火災保険の金額は、「耐火(T構造)」と「非耐火(H構造)」かによって、約60%も変わってしまいます。

そのため住宅を建てる際には、建物の構造も重要になってきます!

続いて地震保険についてです。
地震保険については、ポイントが5点あります。

1点目は、どこの保険会社で加入しても条件が同じです。

2点目は、地震保険は火災保険に入らないと地震保険だけ入ることはできないということです。

3点目は、契約期間が5年なので5年ごとの更新が必要になることです。

4点目は、火災保険と同様建物の構造で地震保険の費用も変わってくることです。

5点目は、最大でも建物の価格の50%までしか保証がないことです。
地震保険は、建物の建て替えができる金額が出るわけではないことは十分に理解しておく必要があります。

来週は登記費用について説明いたします。

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