正しい資金計画の進め方について

住宅を建てられる方が避けては通れない資金計画ですが、多くの方が誤ったタイミングで資金計画を行い、今まで決めたプランの見直しが必要になったり、土地探しを再度行う必要が出てくると言った事を良く耳にします。

多くのハウスメーカーが、土地を決め、住宅会社を決め、プランを描いてもらい、見積もりを確認すると同時に「資金計画書」と言われる予算シートを提出してくれます。
しかし、資金計画をこのタイミングで行うのは、あまり意味がありません。

資金計画は、全体予算をはじめ、土地や家などにそれぞれいくら予算を振り分けるか東医計画を立てるもので、一番最初にしなければ意味がありません。

そのため、家づくりは、まず資金計画からはじめることを意識してください。

その資金計画で最初に行う大切なことは、「住宅ローン選び」です。

住宅ローンで借り入れする金額を決める際は、

・金利タイプ

・返済期間

・月々返済額

この3つをもとに決めていきます。
金利タイプは、過去のブログに記載しているのでそちらを参考にしてください。

返済期間についてフラット35のように35年が多いように思われますが、返済期間は任意で決められます。また、返済期間が短いと借入金額が少なくなる場合もあります。また、住宅ローンを組む年齢によっては、老後の働かない期間も返済を行う必要になる場合もあるので、ご自身の年齢や職業を考慮したうえで決めて頂ければと思います。

次に、毎月の返済金額を考える上で重要なことがあります。
もしあなたがマイホームを購入する場合、今の家賃と比べてどれぐらいの金額なら支払うことができるかです。
これは、住宅に対する価値観でもあり、住宅を購入される皆様それぞれ異なります。
今のお住まいが、賃貸アパートや賃貸マンションの場合
「家賃」+「光熱費」+「管理費」が居住代として掛かってきます。

その後住宅を建てるとなると、
「住宅ローン」+「光熱費」+「固定資産税」+「修繕費の積み立て(必要に応じて)」が必要になってきます。
そのため、今の家賃よりも数万円毎月支払う金額が多くなる方がほとんどです。

そのため、住宅ローンに充てられる返済額の中に「固定資産税」や「修繕費の積み立て」が別途必要になることを踏まえて、月々の返済額を考える必要があります。

以上のことを考えて資金計画を考える必要があります。

詳しく知りたい方や相談したいことがある場合は、ぜひ一度相談会へお越しください。

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