これからの暮らしを意識。バリアフリー住宅|広島の自然派工務店ToiHome
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小さなお子様からご高齢の方まで年齢や性別に関係することなく、何年何十年たっても誰もが快適に暮らせる家づくりとして、バリアフリー住宅を検討する人が近年増加しています。将来、自分たちが高齢者になったときのことも考えると検討する人が増えるのも納得です。今回は、バリアフリー住宅の特長や温度のバリアフリーの重要性について3つのポイントに絞ってご紹介いたします。
そもそもバリアフリー住宅とは?
バリアフリー住宅は、小さなお子様からご高齢の方まで、誰もが安心・安全に暮らせる設備を備えた住まいのことです。介護者・被介護者に加え介護者・介助者の生活も考慮して設計されています。
新築でのバリアフリーのポイント
人の動き「動線」を重視した間取りを考えることでが大切です。例えば、生活に欠かせない水回りの設備は寝室から近い位置に配置すると動線を短くすることができ使いやすくなります。また、行き止まりをなくした回遊性のある間取りにすると、車いすの方向転換によるストレスを軽減させることが可能で、車いすは将来使う可能性が高いので、間取りを考える時に頭に入れておきましょう。 次に階段や段差を減らすことです。室内外を問わず、できるだけ階段や段差をなくすことは、バリアフリーの基本的なことです。 リビングや玄関など頻繁に通過する場所は、段差をなくし、段差をなくすことが難しい場所では、スロープを付けることで、スムーズに移動できる設計を心掛けましょう。 2階建てで、階段を設置しなければならない場合は、しっかり足を着地できる階段の踏む面の幅や奥行き、昇り降りが負担にならない、一段の高さを考える必要があります。また、将来的エレベーターの設置を想定して収納スペースを設けるのも良いプランです。
忘れがち・・・温度のバリアフリー
バリアフリーとなると使いやすさや障害を取り除くことに注目しがちになりますが、家族の健康や安全を守るためには、温度のバリアフリーもとっても大切になってきます。 ヒートショックとは、住宅内の温度差によって血圧が大きく変動することで起こる健康被害のことです。冬場のトイレや浴室、脱衣室などの温度差が生じやすい場所で発生します。 特に、ヒートショックは65歳以上の高齢者などに多く全体のおおよそ9割を占めていると言われています。ヒートショックで急激な血圧変化が起こると、意識障害がおこることによって浴室内でおぼれたり、トイレから出た後に転倒したりする危険性があります。また、心筋梗塞や脳梗塞を引き起こすこともあるため、きちんとした対策が必要となります。 ヒートショックを予防するためには、室内の温度変化をできるだけ減らす、温度のバリアフリーを行う必要があります。浴室や脱衣室をあらかじめ温めて置いたり、入浴で使用するお湯を適温(41℃以下)に設定したりするなどすぐに取り組める方法もあります。 また、設計の段階から温度のバリアフリー対策を施すことも可能で、壁にグラスウールやポリスチレンフォームといった断熱材を入れたり、断熱機能付きのユニットバスを導入することで、室内の温度を一定に保ちやすくなります。
まとめ
家庭内の事故を防ぎ家族みんなが安心・安全に暮らすためには、細やかな配慮が必要となります。手すりや階段などの内装のバリアフリーに加え、温度のバリアフリーも重要なので、暖房や空調にも目を向ける必要があります。 将来のリフォームも念頭に入れて、家族の健康を守るための家づくりを考えていきましょう! Toihomeでは、バリアフリー住宅に関するご相談も受け付けているので、ぜひ一度お問い合わせください。